躯体積算 / RC造
建築コンクリートヘルパー
コンクリート・型枠・鉄筋を、伏図をなぞってまとめて拾う。
PDFの平面図・伏図をなぞって、RC躯体の数量を拾うためのアプリです。コンクリート体積・型枠面積に加えて、配筋を当てれば鉄筋の質量まで出せます。土工事(根切り・埋戻し・残土など)も一緒に出ます。手拾いでいちばん時間がかかり、いちばん間違えやすいところを補います。概算の躯体積算や、打設前・打設中の数量確認に適しています。
画面イメージ
画像をクリックすると拡大して表示します。
主な機能
積算の実務で手間がかかるところを、ひとつずつ置き換えます。
重なりは自動で控除
- 柱・梁・壁・スラブを全体の形のまま拾える(内法への読み替え不要)
- 優先順位(柱>基礎>地中梁>梁>壁>スラブ)で重なりを自動控除
- 高さも判定するので、レベルが違えば重ならない
- どの部材がどれだけ引かれたかを画面と帳票で確認
型枠が自動で出る
- コンクリートの表面から、型枠が必要な面だけを算出
- 部材どうしが接している面は自動で削除
- 地中の側面・地盤に接する下面の扱いを物件ごとに設定
- 普通・打放し・ラス・化粧・型枠不要などの板種を面ごとに指定
開口・レベル
- 壁を選んで2点クリックで、壁厚を貫く開口
- 建具寸法を登録しておけば選ぶだけ
- 小開口(既定0.5㎡以下)は控除しない積算基準どおりの扱い
- 切断線で簡易断面を表示し、レベルの入力ミスを確認
鉄筋も拾える
- 柱リスト・梁リストの配筋を登録して部材に当てるだけで、鉄筋の質量(kg・t)を算出
- 継手・定着・フックは建築数量積算基準の考え方で自動加算。圧接と重ね継手は径で切り替え
- 壁の交差部・端部、開口の補強筋は自動で計上。スラブ・基礎の補強筋はクリックで配置
- 鉄筋比(kg/m³)で検算し、配筋の当て忘れや入力ミスを見つけられる
土工事も一緒に出る
- GLより下の部材から根切り・床付け・砂利地業・捨てコン・埋戻し・残土を自動計算
- 根切りの範囲を図面に色分け表示して確認
- 総掘りは範囲を描いて深さを入れるだけ
- 土工事集計表を帳票に追加
集計・発注・帳票
- 階別×部位別、コンクリート種別、型枠種別、打設区画別、鉄筋の呼び名別×階別に集計
- ロス率と丸めを掛けた生コン発注量、割増率を掛けた型枠数量
- 鉄筋数量集計表・鉄筋内訳表・計算式(鉄筋)など、鉄筋の帳票も7種類
- CSV/クリップボード/印刷/PDF/Excel に出力
- 拾った部材を図面に重ねた「計測図」を印刷・PDF
土工事も自動で拾える
基礎・地中梁・土間など GL より下の部材の形とレベルから、根切り・床付け・砂利地業・捨てコンクリート・埋戻し・残土を自動で出します。土工事のために拾い直す必要はありません(画像をクリックすると拡大して表示します)。
- 根切りは、地盤に接する躯体の底面を余幅(既定500mm)だけ広げ、捨てコン+砂利の厚さぶん下まで GL から掘る形で計算
- 埋戻し=根切り − GLより下の躯体 − 砂利地業 − 捨てコン、残土=根切り − 埋戻し
- 隣り合う基礎の余幅どうしなど、根切りが重なるところは深い方で1回だけ数えます
- 総掘りや段差のある掘り方は、範囲を長方形・多角形で描いて深さを入れるだけ。自動の根切りと重なるところは深い方で数えます
- GL・余幅・砂利地業と捨てコンの厚さは「土工の設定」で物件ごとに変更できます
- 根切りは深さごとに面積・体積を集計。「土工事集計表」として印刷・PDF・Excel・CSV に出力できます
3Dモデルで立体を確認
拾った部材を、平面の形×レベル(下端〜上端)の立体として書き出し、Blender などで確認できます(画像をクリックすると拡大して表示します)。
- OBJ形式(.obj+色の .mtl)で書き出し。Blender・SketchUp・Windows の「3D ビューアー」などで開けます
- 色分けは部位種別/階/コンクリート種別/打設区画から選べます
- 単位はメートル。部材ごとに「階_部位_部材名」のオブジェクトになります
- 位置合わせをしたページは、1Fの柱の上に2Fのスラブが載る形で、ひとつの建物として組み上がります
- レベルの入力ミスや拾い漏れを、立体で見て確かめられます(書き出しは製品版の機能です)
- 開口は「開口_」で始まる半透明の別オブジェクトです。壁やスラブからは抜いていません。抜いた形で見たいときは、Blender のブーリアン(差分)で壁から引いてください(画像は処理後の画像です。)
試用版について
試用期間の制限はなく、試用版のままお試しいただけます。集計の表示(コンクリート・型枠・鉄筋)と、帳票・計測図のプレビューは制限なくお使いいただけます(透かしも入りません)。
試用版で制限される機能
- 表示できるのは各PDFの1ページ目まで
- 登録できるPDFは1ファイルまで
- 印刷とファイルへの書き出し(PDF・Excel・CSV・3Dモデル)、クリップボードへのコピー
製品版を購入すると、印刷と書き出しの制限が解除されます。
動作環境・製品情報
| 動作環境 | Windows 10 バージョン1809 以降 / Windows 11(64ビット、別途 .NET のインストールは不要) |
|---|---|
| 価格 | Microsoft Store:¥36,000(税込・買い切り) Vector:36,410円(手数料・税込) 価格は各ストアの表示に準じます。最新の価格は販売ページでご確認ください。 |
| 入手方法 | Microsoft Store または Vector から入手(試用版あり) |
| ライセンス | 1ライセンスで、同じ方がお使いになる範囲であれば最大10台まで |
| データの扱い | 図面と拾った内容は、PDFごと1つのファイル(.chp)にまとめて保存されます。 |
建築数量積算基準を参考にした概算用のソフトです。鉄筋は数量として拾うところまでで、加工形状別のバーリストは出力しません。鉄骨・仕上げの数量は扱いません。
あわせて使える製品
まずは無料の試用版から
建築コンクリートヘルパーは Microsoft Store または Vector から入手できます。


